施設概要



 この建物は、母屋桁行33.6メートル、梁間16.5メートルの桟瓦葺平屋書院造りの武家屋敷と商家造りが一体となる珍しい建築方法で造られています。

 1982年に山形県第1回観光キャンペーン「紅花の山形路」が開催され、県や市からの要望により本間家旧本邸は開邸しました。依頼、お雛様・端午の節句など四季折々の展示で皆様に喜ばれています。

「本間家の歴史」


 本間家初代久四郎原光が元禄二年(1689)本町一丁目に新潟屋』を開業した三代光丘は千石船による商いを始める一方農業振興のため土地改良・水利事業を行い、また、長年にわたる風害軽減のため、砂防林の植林に心血を注いだ。

 また、荘内藩主酒井家の信望を頂き請われて藩財政の相談に預るなど、地域社会の発展に努めた。以来、商人と地主の任を全うしながら、代々酒田と共に歩を進め、今日に至っている。