企画展示


◆2016.6.1.更新 漆の世界 ~その巧み~


 江戸時代、本間家旧本邸は幕府の巡見使宿舎、本間美術館「清遠閣」は荘内藩主酒井侯のお休み処、 明治・大正・昭和と各界の名士をお迎えする「酒田の迎賓館」として利用されました。 その時々に客人をもてなすため用意された食籠・料紙箱などの漆器を展覧します。 特にお雛様の時に飾る貝合わせの実物も特別公開します。花鳥が描かれている蛤や、金蒔絵の貝桶などもご覧頂けます。 その品々には「おもてなしの心」が美しい形となり、日常と異なる趣向が凝らされています。 螺鈿と蒔絵が織りなす雅びな世界を、その歴史と共にお楽しみ下さい。

<展示期間>
 2016年 6月4日(土) ~ 7月中旬
 午前9時30分 ~ 午後4時30分

皆様のご来邸を心よりお待ちしております!