竹の工芸展

 令和2年7月18日(土) 〜 9月上旬 


 初代原光が元禄2年(1689)に「新潟屋」を開業してから330年余、本間家は商いを堅実に継承・発展させ、黒松の植林事業や公共・水利・救済事業、神社・仏閣への寄進など、地域貢献に努めてきました。
 「竹の工芸展」では明治後期から昭和初期にかけ、竹工芸界で活躍した二代飯塚鳳斎と、その弟子畠中鳳山(飽海郡遊佐町出身)の作品を展示いたします。

二代飯塚鳳斎 作
  


甲子大旗


亀甲八雲


白錆網代花籠


手付花籠

 飯塚鳳斎は、籠師として著名であった初代鳳斎の作風をよく継承し、煤竹を巧みに曲げるといった高い技術を持っていました。
 その技術を伝えようと各地で竹細工の講習会を開催、竹工芸品の振興に熱心でした。

畠中鳳山 作
       


花籠


花籠

 大正時代、鳳斎は山形県飽海郡の物産奨励のため酒田を訪れました。本間家の協力もあり竹細工講習会では講師を務めるなど、酒田に竹細工の魅力とその技術を伝えました。
 講習には遊佐町出身の畠中鳳山も参加しており、後に鳳斎の弟子として活躍します。

 鳳斎が酒田に滞在中、病気の時には本間家自ら竹作品を買い求めたり、薬の代金等を代わって支払っていたと伝わります。鳳斎より御礼に頂いた品々をとても大切になさったそうです。

 本間家に伝わる竹籠や炭籠、屏風。精巧できめ細やかな竹の美と技をお楽しみください。皆様のご来邸を心よりお待ち申し上げます。