本 間 焼 展




令和2年10月28日(水)〜12月上旬
 昭和35年(1960)本間美術館の庭園の一隅に楽焼の小さな窯を造り、お庭焼として「本間焼」がはじめられました。当時の館長本間祐介氏と陶芸家池田退輔氏は美術館に所蔵されている茶碗「長次郎」や「のんこう」といった名品に触れ、これを模倣しようと試みます。そこから自らの作品を造り上げていきました。

 退輔氏の作品は次第に広く世に知られ、陶工百人の中でも注目される一人に数えられるまでになりました。


 自分で窯を造り、3・4回使うと造り直し、薪とコークス、木炭を使い焼いていきます。窯に茶碗を1つずつ入れ、3〜5分焼いて取り出し、冷めないうちにまた窯に入れる作業を2・3回繰り返します。退輔氏の作品には8回繰り返したものもあるそうです。
 赤楽は800度まで、黒楽は1,200度まで温度を上げて焼きます。釉薬が融ける程度まで焼き上げることで、模様も出てきます。焼き加減によって全く違った味わいの作品が出来上がります。

 


 本間美術館を訪れた著名な方々(奥村土牛氏、丸木位里氏など)の絵が描かれたお皿も展示しております。皆様のご来邸を心よりお待ち申し上げます。