創業330年特別企画展


和の彩り―漆器と陶器 雅な共演―

令和元年 7月23日(火) 〜 9月初旬


 初代原光が元禄2年(1689)に「新潟屋」を開業し330年、商いを堅実に継承・発展させ、黒松の植林事業、公共・水利・救済事業、庄内藩・米沢藩への献金、神社・仏閣への寄進など、今できることを着実に実行し、地域貢献に努めてきています。前回の展示では書簡、巻物の歴史史料よりその物語をご覧頂きました。
 三代光丘は、明和5年(1768)に幕府の巡見使宿舎として本間家旧本邸を新築し、庄内藩主酒井家に献上しました。その後拝領し住まいとして商家造りの方を昭和二十年春まで使用、その後戦後の混乱期の中、昭和24年から同51年まで酒田市に貸し出し、文化センターができるまで公民館として利用されました。武家造りと商家造りが一体となった珍しい建築様式で、酒田市で最も古い建物です。

《本間家旧本邸 公民館の頃》



習字の展覧会


結婚式


児童合唱団

 四代光道は、文化10年(1813)冬季失業対策事業として「清遠閣」(現 本間美術館本館)と庭園「鶴舞園」を築造しました。江戸時代には、庄内藩主酒井家の領内巡視の際のお休み処として、明治・大正・昭和には“酒田の迎賓館”として利用されました。昭和天皇(東宮時代)や各宮様をはじめ、ヘレン・ケラー女史など、多くの貴賓名士をお迎えしてきております。

《清遠閣 迎賓館の頃》
              


《現在の本間美術館「清遠閣」「鶴舞園」》


 このような時代背景の中伝来した漆器と陶器は、様々な事業に基づいて御礼や御土産に頂戴した品々や、客人をもてなすために準備された食器や調度品などです。
 そこには、日常とは異なる特別な趣向が凝らされ、お客様に対する心遣い「おもてなしの心」が美しい形となって現れます。もてなしのために用意された調度品、螺鈿や蒔絵が施された硯箱、香盆、食器などから、江戸時代より大切に受け継がれてきた巧みな技とおもてなし、雅びな世界をお楽しみ頂き、心豊かな時をおすごし下さい。



黒塗八景蒔絵料紙箱


黒塗岩菊蒔絵硯箱


梨子地蒔絵八角食籠


螺鈿梅竹牡丹丸紋角形香盆


有田焼柿右衛門手草花文鉢


呉須青絵女人龍蟹文大皿


古九谷色絵葡萄飛鳳文皿


古伊万里錦手菊文大皿
 酒田は北前船の海運と最上川の舟運によって栄えた湊町です。北前船で米や紅花を上方に運び、帰りは漆器や陶器、お雛様など、様々な物資や文化をもたらしました。その出発・到着の地である酒田は「西の堺、東の酒田」と称されるほどに栄えたのです。
  町を歩けば今なお、北前船の文化を感じることができます。その歴史物語と共にお楽しみ下さい。



高埜濱舶


日和山眺望


本町通景
江戸時代、酒田土産として版画で販売されていた「酒田十景」 現在、絵葉書で復活しています

 当邸では、欄間や床の間、廊下の板張りなど特徴ある所、自然が織りなす不思議な造形美、趣深い設え、全国の銘石を配した庭などもご案内しております。お時間をゆっくりお取りになり、悠久のロマンに思いを寄せ、心と体をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。
 皆様のご来邸を心よりお待ち申し上げます。

四季折々の山海の幸が豊富で「食の都 庄内」と言われるほどです。
「ゆったりのんびり」心と体をリフレッシュさせ、おいしい食をお食事処やレストランでご満喫下さい!



「ふるさとの味覚」


:天然岩牡蠣 鮑のステーキ 口細カレイ のどぐろ 鮎 だだちゃ豆 メロン etc...


:ハタハタの湯あげ いくら ワラサ(寒ブリ) アマダイ ノドグロ もって菊

  いも煮 きのこ料理 庄内柿 梨 etc...
 etc...



素敵なお土産をお持ち帰りください。