昭和22年、戦後の人々の心を励ますため、私立の美術館として開館。様々な企画展、イベントを行い、来年で70周年になります。格調高い建物で茶碗や花器などの陶器、小卓や料紙箱などの漆器、絵画などの素晴らしい美術品をケースもなく間近に楽しむことが出来ることから「お座敷美術館」とも言われました。地域の芸術・文化の発展と向上に貢献し、地方美術館の先駆けとして歩んできました。 人々の心を和らげようとお雛様を飾り、露店が出るほどとても賑わったと言われます。以後毎年続けられ、「酒田雛街道」のイベントが開催されるきっかけになりました。昨年20周年の記念にお雛様の本が発売、様々な事を本で楽しむことが出来ます。 児童画展、高校美術展、市民美術展も開催、市民文化センターが開設するまで続けられています。さらに、清水屋デパート主催で入学前の子どもたちによる三輪車大会が行われました。現在でも、5月5日の子供の日に日和山公園に場所を移し行われています。各流派による合同茶会が開催され「清遠閣のお茶」として親しまれています。現在でもお茶会は行われています。 |