更新:平成29年6月9日



      
歴史を刻む武家屋敷
 
     
                                                        
巡見使を迎えた、二千石格式の武家屋敷  
 本間家旧本邸は、本間家三代光丘が幕府の巡見使一行を迎えるための宿舎として明和5年(1768)に新築し、庄内藩主酒井家に献上した、二千石格式の長屋門構えの武家屋敷です。
 巡見使一行が江戸に戻ると屋敷を酒井家から拝領し、商家造りの方で昭和20年(1945)の春まで住んでいました。
 桟瓦葺平屋書院造りで、武家造りと商家造りが一体となっている建築様式は、全国的にも珍しいものです。
長屋門白壁に続く薬医門御座敷御勝手
 二千石格式の長屋門です。
 特別な時や賓客の来訪時にのみ使用されました。
 屋敷東側の門と漆喰の白壁。
 日常、家族はこちらの門から出入りし、他にも様々な用途・場面で使用されました。
 幕府の巡見使をお迎えした御座敷です。随所に趣向が凝らされています。 江戸時代、台所の床は土間が一般的でしたが、本間家の場合は士分が許されていたので、板間となっています。

                 
  伏龍(がりゅう)の松 玄関
 樹齢400年以上の赤松
 本間家では「門かぶりの松」とも呼んでいます。
 表玄関の上り口にある式台には欅、板戸には神代杉が使われています。  船体を安定させる綿積石(海神石)として諸国から北前船で運んできた銘石を配しています。




本間家旧本邸の足跡
 昭和57年(1982)、山形県第1回観光キャンペーン「紅花の山形路」が開催され、県や市からの要望により本間家旧本邸は開邸しました。以来、お雛様・端午の節句ほか、四季折々の展示で皆様に喜ばれております。

 江戸時代、幕府の巡見使宿舎として酒井家に献上し、その後拝領してからは、邸宅として昭和20年(1945)春まで使われました。江戸時代を通じ、本間家は「町と共に歩む」ことをモットーとして、飛砂防止のため黒松の植林、学問奨励のため寺社への寄進を行い、火事の際には、男性は火消し、女性は炊き出しを行い、家中の人々皆で町のために尽力しました。
 戦時中、本間家旧本邸には「暁部隊」が設置され、昭和24年から51年までは公民館として利用されました。その時代々々に応じて、今できることを考えて実行し、歴史を刻んできたのです。

 現在は、観光施設の一つとしてこの町の歴史と豊かな文化をお楽しみいただきながら、小・中学校の総合学習の場としても利用されています。建物と伝来の品々から、この志をご覧下さい。






特 別 企 画 展

 今年開邸35年を迎えます。皆様のご支援の賜と心より御礼申し上げます。
 これまでの中から、ジャンルを問わず一堂にご覧頂きたく、二部構成で企画しています。第一部では漆器、陶器、竹の調度品などで受け継ぐおもてなしを紹介します。第二部では「町と共に歩む」という理念の下実践してきた事業とその物語、中には来年の大河ドラマに合わせ、西郷隆盛の書や幕末の庄内での大きな出来事に関する歴史史料もございます。
 本間美術館との共通入館券をご利用頂き、歴史物語をお楽しみ下さい。
 ご来邸をお待ち申し上げます。
     
 平成29年 1月28日(土)〜2月21日(火)  時代を語るセピア色の世界
 平成29年 2月24日(金)〜4月4日(火)    本間家のおひなさま
 平成29年 4月7日(金)〜6月6日(火)    端午の節句と刀装具
 平成29年 6月8日(木)〜7月中旬    <開邸35年特別企画展>
                    第一部 『もてなしの器 〜その楽しみ〜』
 
 平成29年 7月中旬〜9月初旬    <開邸35年特別企画展>
                    第二部 『伝来された品々 事業と物語 -歴史と歩む-』
 平成29年 9月初旬〜10月下旬   お人形展
 平成29年 10月下旬〜12月中旬  本間焼展




 
本間家旧本邸別館「お(たな)」のご案内
 別館「お店」は、本間家初代原光の「新潟屋」開業以来、本間家が代々商いを営んだ場所です。
 館内には、実際に使用された帳場や度量衡、行灯等の照明具、台所用品、そして商いに使用された看板などを展示しています。
 また、酒田は火事が多かったため、これに備えて本間家が用意した消火道具なども展示し、地域とともに歩んだ本間家の様子を紹介します。
 





帳場


火事道具




光陵高校生本間家旧本邸

見どころを発信中 !!


 酒田光陵高校情報科の生徒のみなさんが、課題研究活動の中で
「地域の魅力を発信する」という課題のもとに制作したホームページです。
旧本邸と別館「お店」の魅力・見どころを随時紹介していきます。

 下記バナーをクリックして、是非ご覧ください!!


 この取り組みは様々なところで紹介して頂いております。

山形新聞(2016年2月12日付 24面)
『出羽庄内地域文化情報誌 Cradle』No.39(2017年1月号 34-35頁)

あわせてご参照下さい!!




INFORMATION



住所
 〒998−0045 山形県酒田市二番町12−13

TEL
 0234−22−3562 (本間家旧本邸)
 0234−23−0809 (別館「お店」)
 0234−23−5422 (事務局)

FAX
 0234−24−1386 (事務局)

料金
 小学生 200円(180円)  中・高生 300円(270円)

 大人  700円(630円)

 ※( )・・・団体料金(20名以上)

 本間美術館との共通入館券  1400円

開邸時間
 3月〜10月:  9:30〜16:30

 11月〜2月:  9:30〜16:00

 ※ 閉館時間は、入館基準となっております。

見学時間
 40〜50分 

 ※ 建物・展示品を伝来されてきた物語と共にご覧頂きます。

休邸日
 12月中旬 〜 1月下旬 

 展示替え日(不定期)





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